こんな症状のときは
ハキム病(正常圧水頭症)|歩きにくさは受診

歩きにくさ・もの忘れ・尿もれが重なる場合、改善できる病気の可能性があります。
【ハキム病】
特に高齢者に多く、認知症と似た症状がでるため、見分けが難しいことがあります。
この病気は、適切な治療で症状の改善が期待できる点が大きな特徴です。
【原因】
ハキム病は、大きく2つのタイプがあります。
高齢者の方に多くみられ、気づかないうちにゆっくりと進行するのが特徴です。
【主な症状(3つの特徴)】
・歩きにくさ(小刻み・すり足・転びやすい)
・もの忘れ
・尿もれ
最初は「歩きにくさ」が目立つことが多く、「最近、歩き方が変わった」と感じることがあります。
【ご家族が気づきやすい変化】
この病気は、ご本人よりも周囲の方が変化に気づくことが多いのが特徴です。
・歩くスピードが遅くなった
・足が上がらず、すり足担っている
・ぼーっとしている時間が増えた
・会話の反応が鈍くなった
【ほかの病気との違い】
認知症やパーキンソン病と似た症状を示すことがあります。
しかし
・歩行の異常が早くから目立つ
・尿もれを伴うことがある
といった点が特徴です。
【検査について】
MRI検査で髄液のたまり方を確認します。
あわせて、脳梗塞や脳の萎縮など、ほかの病気がないかも確認します。
【治療について】
ハキム病は、シャント手術によって「歩行」や「もの忘れ」の改善が期待できる病気です。
【このような場合はご相談ください】
・最近、歩きにくくなった
・もの忘れと歩きにくさが同時にある
・転びやすくなった
・尿もれが増えた
【当クリニックの対応】
・MRI検査で原因の確認
・必要に応じて、専門医療機関へ連携
MRI検査は、予約なしでも対応しています。
「年齢のせい」と思っていた症状のなかに、治療で改善できる病気が隠れていることもあります。
気になる変化があれば、早めの受診をご検討ください。