こんな症状のときは
薬物乱用頭痛|薬の使い方

頭痛薬が効きにくい、のむ回数が増えている方は注意が必要です。
【原因 〜なぜ起こるの?〜】
鎮痛薬を繰り返し使い続けると脳の痛みを感じる仕組み(痛覚)が過敏になり、少しの刺激でも頭痛を感じやすい状態になります。

その結果
・薬の効き目が弱くなる
・頭痛が起こる回数が増える
・さらに薬を使う回数が増える。
という悪循環に陥ってしまいます。
【陥りやすい薬の使い方】
次のような使い方には注意が必要です。
●使用頻度の目安
・月に10日以上、鎮痛薬を使用している
・ほぼ毎週、複数回薬をのんでいる
●特に注意が必要な薬
・市販の頭痛薬(解熱鎮痛剤)
・トリプタン製剤(片頭痛専用薬)
このような場合は、一度お薬の見直しが必要です。
【症状の特徴】
・ほぼ毎日のように頭痛がある
・朝から頭が重たい・鈍い痛み続く
・薬をのむと一時的には良くなるが、また痛くなる
このような状態が続いている場合は、薬物乱用頭痛の可能性があります。
【予防のポイント】
薬物乱用頭痛を防ぐために大切なのは
「薬を我慢する」ことではなく「使い方を見直す」ことです。
・市販の鎮痛薬でなんとか対応している
・鎮痛薬を服用する回数が増えている
このような場合は、頭痛のタイプに合わせた治療(予防治療など)を検討することも必要です。
【頭痛の治療で大切なこと】
頭痛のお薬は、正しく服用すればつらい症状を和らげてくれる大切なものです。一方で、使い方によっては、頭痛が長引いたり、頻度が増えてしまうこともあります。
また、のむタイミングが合っていないと、日常生活に支障が出るような発作につながることもあります。
「減らすべきか」「使うべきか」で悩むよりも大切なのは、ご自身の頭痛にあったお薬と使い方を知ることです。
当クリニックでは、頭痛野タイプや頻度に応じて、無理のない治療をご提案しています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。